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銅や真鍮が錆びると青錆びが発生しますが、このような色になるまでには数年という時間が必要です。
でももっと短時間で錆を発生させたい!と仰る方の為に今回は約20分で青錆びを強制的に発生させる方法をご紹介したいと思います。
ネットでご覧のような釣り灯篭を購入してみたところ、鉄ではなく、真鍮の上から茶色に塗装してありました。なんと勿体ない^^;
という訳で茶色の塗料を落として強制的に青錆びを発生させてみることに。揃える材料はこんな感じです。
塗料はがし液はホームセンター等に売っているものですが、「METAL」と書いてある塗料が青錆びを強制的に発生させる材料です。正式名称は「Metal Effects」
なんと!ハリウッドの舞台演出するために開発された塗料とのこと。下記URLからネット通販で購入できます。
https://www.thegallup.com/news/metal-effects
このページの1番下にリンク先を貼っておきます。
先ずは塗料を剥がします。乾燥を遅らせるためか?ドロッとした液体でシンナー臭がキツイので必ず屋外で行ってください。
釣り灯篭の中も見えるので丁寧に剥がし材を塗ります。
この後20~30分放置して、ウエスで拭き取ります。入り隅などはワイヤーブラシで落とします。
塗装はがし完了。前のオーナーはこの青錆びが気に入らなかったのでしょうか?所々金色に光っていますので、やはり真鍮製でしたね。
ここからが青錆び加工の工程です。灯篭を吊り下げるための銅製のチェーンも準備して。
錆びの誘発を早めるため、チェーンの下にはアルミホイルを敷いてみました。
錆び誘発剤塗布5分後の変化の様子。見る見るうちに色が変わっていくので楽しいです^^
錆び誘発剤塗布20分後の変化の様子
アルミホイルが酸化して穴が空いてしまいました^^;
漬けても塗っても構いませんが、直接肌に触れないようゴム手袋の着用は必須です。
アルミホイルは解けるので、アルミの皿の上に置いて乾燥させることに。真鍮はいきなり青錆びが発生しますが、銅製のチェーンは先ず茶色に錆びたあと青錆びに変化していきます。
釣り灯篭も同様に加工します。皿の上の黒い部分はアルミの皿が酸化したため変色しています。
釣り灯篭本体の中にアルミホイルを丸めて入れたあと
外部もアルミホイルを被せます。
約20分放置したあと水洗いして完成。
ご覧の通りとても綺麗に仕上がりました。
みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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